Logicool M570t

 今に始まったことじゃないんだけど自分のPC机は結構狭い部類で、マウス使ってると作業スペースの狭さを感じることが多々あった。これを解決するにはトラックボールを試してみるしかあるまい!と、親指トラックボールのデファクトスタンダードであるM570tを買ってみた次第。使い始めてから半月ぐらいは経過したので感想を書いてみる。

 まずトラックボールそのものの操作感はとても快適。ネット見たりちょっとした作業をする分にはマウスより楽。ただ、これは慣れの問題が大きいんだろうけど、ゲームなんかをやろうとするとまだちょっと操作が追いつかなかったり、急な動きをしたときに目的の位置に一発でポインタを合わせられなかったりする。まあこれは20年以上使ってる入力デバイスと使い始めたばかりの入力デバイスの経験値の違いだから仕方あるまい……。
 次はM570t固有の話。ボタン類は問題ないんだけど、筐体の手前側からホイールまでの距離が微妙に遠いので、握り方を意識しないとホイールに指が届かなかったりする。ポインティングデバイスの握り方をいちいち意識するのはつらいなぁ……と思っていたけれど、高さのあるリストレストで距離を稼ぐことで問題は解決した。リストレストの高さがそこそこ要求されるので、リストレスト一体型マウスパッドではなく、厚みの無いマウスパッド+リストレストの組み合わせがおすすめ。

 総合的には、ゲームなんかをやるには慣れが必要だけど、普通の作業をやる分には快適だし机の狭さも気にならなくなるので、買ってよかったと思う。操作性や耐久性なんかの面で、無線親指トラックボールはM570tがデファクトスタンダードとされているけど、ヨドバシの実店舗で実物に触ってみた限りではエレコムのもいい具合だったので、興味ある人は実物触って試してみるといいと思う。