2017年2月度ボドゲ会

 ここ最近仕事が物理的にも精神的にもアレな状態が続いているけど、こういうときだからこそボドゲで英気を養わねば。

 今回の初プレイゲーは1作のみ。

浄土双六 現代語訳版(PLENLUNO)


 目が「南」「無」「分」「身」「諸」「仏」の専用のサイコロを使うすごろく。今いるマスにどの目が出るとどのマスに飛ぶのかが書かれていて、最終的に仏に到達すると勝ち。スタート位置から落ちていくと、鬼灯の冷徹のOPで聞いた覚えのあるさまざまな地獄が待ち構えており、そこからさらに落ち続けると永沈という、いわゆる無間地獄に落ちたものとみなされそこで脱落という結構ハードコアな仕様。マスによっては2/6の確率でしか移動できなかったりするけど、無間地獄に落ちてゲームオーバー、仏になって勝利というフレーバーだけでやってて楽しい。
 因みにA1サイズの紙に両面印刷されてて、片面はオリジナル版というか原語版、裏面が現代語訳版になってるんだけど、原語の方はそもそもなんて文字が書かれているのかすらも分からない有様でした。

 他には久し振りにドラスレやったりしたけど、1順目は全員が移動ダイスで6を1つずつ出すという素晴らしい滑り出しで無事殲滅されました。ほんとあのゲーム容赦ないな……。

久し振りのボドゲ会

 昨年後半は色々余裕がなくてあまりボドゲ会を開けなかったけど、これからはまた定期的に開催していきたい。

 以下、今回初プレイの主なゲーム。

キャッスルクラッシュ(SoSo Studio)


 積み木みたいにして城を作り、その後他人の城に木槌を落として破壊、築城点と破壊点を競うゲーム。実際やってみると、思ってたよりも城が持ちこたえるので色々と攻めた城の作り方も出来るかもしれない。

檀家(ようがくじ)


 御朱印あつめに続くお坊さんが作ったボードゲーム第2弾。奥の方に写っている大仏ゴマがすごいでかい。そして無駄に国産の杉板を使ってるのですごいいい香りがする。ゲーム自体は色々して檀家さんを一番集めたお寺が勝利というものだけど、「修行が足りない! ショッギョ・ムッジョ!」「ハイパー大仏チャレンジ!」などと、枯山水以上に謎の会話が飛び交うことになった。御朱印あつめよりも寺ゲー感が強まり、結構盛り上がるいいゲームだった。

ハートオブクラウン(FLIPFLOPs)


 ついにプレイできたドミニオンライクのデッキ構築型ゲーム。そもそもドミニオンを含めデッキ構築型ゲーム初体験だったけど、これ分かってくるとめっちゃおもしろい奴だ。伊達にゲムマで物凄い行列を作っているだけのことはある。ちょくちょくプレイして経験値を積んでいきたい。
 

第8回ボドゲ会

久しぶりのボドゲ会。

ゲット☆スマートラブ(しらたまゲームス)

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 今までさんざん遊んだゲスラブの女性向け版。通称オスラブ。男性向け版(通称メスラブ) と比べると、後発な分特殊効果持ちのカードも増え、効果のバリエーションも増えているが、ゲームの根っこは一緒なので相変わらず面白い。メスラブの場合は大体点数と属性の良し悪しが比例していたけど、オスラブの場合はどう見てもクズオブクズだろという属性が付いていても、得点はそこまで酷くなかったりするのは性差による意識の違いなのでろうか。メスラブと合わせて遊ぶことも出来るっぽいので今度試してみたい。

小早川(オインクゲームズ)

 前回やったときも好評だった、全て金吾が悪いゲーム。ゲーム中にやることは2つしかないのに何でこんなに頭を使うのか。楽しい。

今日も帰れない(MRエンターテイメント)

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 プレイヤーはアレなプロジェクトに放り込まれたITドカタとなり、プロジェクトが破綻するまでにどれだけタスクをこなせるかを競うゲーム。ひどい。他のプレイヤーにパワハラをして成果物を横取りしたり出来る。ひどい。進捗を進めてトラブルが発生すると今日やった作業が無かったことになり、仕様変更が発生すると定時で帰れなくなる。ひどい。
 しかし3回プレイしたんだけど、どれだけカードを切っても、切る人間を変えても特殊カードがものすごく偏って出てきたのでほとんどゲームにならずに終わってしまった。3ストライクアウトルールじゃなくて一発アウトルールの方がいいのかなぁ。

ナンジャモンジャ(シンプルルールズ)

 謎の生き物が描かれたカードを山札からめくり、初めて出た生き物ならめくった人が名前をつけ、既に誰かが名前をつけた生き物だったらその名前を一番最初に呼んだ人がポイントをゲットというシンプルなゲーム。以前は「なまえをよんで」というタイトルで呼ばれていたこともあったけど、日本語版正式流通に伴いナンジャモンジャというタイトルになった模様。以前から人気のゲームだということは知っていたけど、実際に遊んでみるとその人気に納得。名前を呼べてカードをかっさらえた時は気持ちいいし、喉まで名前が出てたのを他のプレイヤーに持っていかれた時はめっちゃ悔しい。これは子供から大人まで一緒に遊べる鉄板ゲームだと思う。

横暴編集長(ジャンクション)

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 よくネットでも話題になってた、既存の小説のタイトルを組み合わせて新しいタイトルを作るゲーム。話題になるだけのことはあって、プレイ中何度も腹抱えて笑った。何と組み合わせても笑えそうなパワーワードが意外と活かせなかったり、どれと組み合わせてもぱっとしなさそうな単語がものすごい爆発力を発揮したりしたので、プレイするごとに発見がありそう。

モレール(スモール出版)

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 トイレを我慢してバースト(意味深)しないように耐えるゲーム。基本的には手札の数字カードを場に出して、その累計が一定値を超えるとバーストしてダメージを受けるっていうルールなんだけど、それに「トイレを我慢している」というフレーバーが添えるだけでプレイヤーの本気度が変わってくる。ゲーム自体もシンプルで面白いんだけど、やっぱテーマって大事だよなぁと思った作品。

量子カノジョ(J.C.クリエイツ)

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 ゲーム開始時は存在が未確定だけど、ゲームが進むにつれて一つの結果に収束していく、いわゆる量子ゲー。ゲーム開始時に各プレイヤーにヒロインカードが配られるけど、見ることが出来るのは他人のヒロインカードだけで、自分のヒロインカードが誰なのかは分からない。そして場に「年上」「勉強が得意」などの属性カードが出されていくたびに結果が収束していき、観測した時に自分のヒロインが場の条件に合致していればポイントを得られる。初プレイだったのでコツをつかむには至らなかったが、他のプレイヤーが把握しているであろう情報と、場に出した属性カードからその意図を推測できるようになると一気に面白くなりそう。

ピクテル(ボドゲイム)

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 様々なピクトグラムが描かれた透明のシートを組み合わせ、お題を他プレイヤーに伝えるゲーム。ピクトグラムのシートの種類は多いんだけど、お題を伝えるには創意工夫が要求されるし、回答する側も連想力が要求される。初プレイということであまり尖ったお題はでなかったけど、慣れてくれば色々表現できるんだろうか。

 今回は久しぶりのボドゲ会だったのでさっくりインストできそうなゲームを遊んだけど、次回はハートオブクラウンとかもやってみたい。

ゲームマーケット2016春に行ってきた

 というわけで3度目のゲムマです。来るたびに明らかに一般参加者増えてる。あと今回は明らかに外人さんが多かったように見えた。普通に外人さんの親子連れが試遊してたりしてたし。

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 今回の戦利品。やっぱり今回もびっくりするほど財布が薄くなった。以下一部を紹介。 続きを読む →

第7回ボドゲ会

 やっと秋ゲムマで買ってきた御朱印あつめ以外のボドゲを遊べた。

小早川

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 やってみると「小早川」っていうネーミングのセンスがすげぇと思い知らされるゲーム。基本は一番大きな数字を出したプレイヤーが勝つというシンプルなゲームなんだけど、「小早川」と呼ばれる、場に出された一番小さい数字に加算される数字の存在が肝。自分の手札的に小早川を味方につけられるのかつけられないのか、それによってどう動けばいいのかを少ない情報と勘を頼りに判断することになる。1プレイが短くて物凄くシンプルなゲームなのにかなり盛り上がる、ボドゲ会のウォーミングアップに向いてる作品。また、勝っても負けても小早川のせいになるので、全て金吾が悪いとプレイヤーの小早川秀秋へのヘイトがたまっていく様が面白い。

聖剣ガ抜ケナイ

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 地面に埋ったいろんなものを力を合わせて引っこ抜くゲーム。物によっていくつ以上の力で抜けますというのが決められていて、プレイヤーは0から6までの数字のカードを一斉に一枚だけ出す。合計値が決められた数値以上であれば抜けるんだけど、抜いたものを手に入れられるのは一人だけ。抜くのに必要なギリギリの力だった場合は一番少ない力を出したプレイヤーが、オーバーキルした場合は一番大きな力を出したプレイヤーが勝利点を獲得できる。なので今まで自分や他プレイヤーが出したカードを覚えておいて、どのぐらいの力を出してくるのかを想定しつつ、自分の出す力を決めていくことになる。最初、3人プレイなのに必要な力が高いカードを除外せずに始めてしまったので、びっくりするほど剣が抜けなくて爆笑してしまった。多分プレイ可能最大人数の5人でやるのが一番面白そうな気がする。

理想の納豆

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 納豆にトッピングしたりまぜたりして理想の納豆を作るゲーム。最初に配られる「好みカード」にあわせて場の納豆にトッピングを加え、ちょうどいいまぜ具合になったら回収し、回収した納豆のポイントを競う。まぜるカードとトッピングカードはまとめてひとつの山札にするのに裏面の模様が違うので、例えばまぜるカードが欲しいのに模様的にしばらくトッピングが続くのが丸分かりになったりするのがちょっと微妙だったかもしれない。

オン・ザ・フライト・デッキ

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 プレイヤーは空母の甲板作業員となって、艦載機を発進させて米軍航空隊の攻撃から自艦を守る協力型ゲーム。今までやった協力型ゲームはどれも難易度がそれなりに高かったんだけど、これは拍子抜けするほど2戦やって2勝できた。一応空母を守れた場合は、各プレイヤーの勝利点で最終的な勝者が決まるというルールがあるので、もしかしたら空母を守れるのが大前提で、如何に勝利点で勝つのかってゲームなのかもしれない。場合によっては自分が得た勝利点を消費して艦を守ったりするので、他人に勝利点を使わせるだけ使わせて自分は抜け駆けしろってことなのかな。

曼荼羅

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 標準プレイ時間2時間という、今まで遊んできた中では一番の重ゲー。プレイヤーみんなで曼荼羅を作って、自分の色のマーカーで一筆書きできる一番長い経路を得点として毎ターン加算していって、最終的に一番得点を稼いだプレイヤーが勝ち。手持ちのリソースと盤面の状態から、どうすれば自分に有利な状態に持ち込めるのかをずっと考え続ける必要があるのでめっちゃ頭が疲れる。が、脳をぶん回すのも面白いし、その結果自分の筋書き通りにことが運んだりしたらもっと面白い。どうしてもプレイ時間が長めなので気軽には遊べないけど、いろんな人と遊んでみたいゲーム。

 今年も月一ペースでボドゲ会を開きたいなぁ。ひとまず4人集まったらマージャンやってみたい。

「御朱印あつめ」を遊んだ

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 先月のゲームマーケットで買ってきた御朱印あつめをようやく遊ぶことが出来た。

 場に出た御朱印を、一番長い写経を納めたプレイヤーが獲得し、獲得した御朱印の基本点や役点を一番稼いだプレイヤーの勝ちという競りゲー。ゲーム自体は物凄くシンプルなので実際に遊んだらどうなるんだろうと思ってたけど、これが結構面白い。状況によって欲しい御朱印、欲しくない御朱印、他人に押し付けたい御朱印があるので、それに応じて駆け引きが発生する。特にこのゲームは「この御朱印は今欲しくない」というケースが多い上に競りから降りることが出来ないので、欲しくない御朱印を回避するために確実に負ける必要があり、そういう時のために負けられるよう自分の手札をコントロール必要があったりする。あとは枯山水の時もそうだったけど、テーマゆえにプレイヤー同士の発言がカオスになるのが面白い。「この馬頭観音は譲れない」「ここで菩薩様は要らないんだよなぁ」「あとは大日如来さえくれば……」と到底ボードゲームをやっているとは思えない会話が展開されます。

 気になったのは点数計算用のマーカーがあるともっとよかったかなぁというぐらいで、ちゃんと楽しめるゲームでした。これに続いて神社ゲーとか出てもいいのよ?

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 どうでもいいけど、一番長いお経のチップ、よく見てみたらお経でもなんでもなくて笑った。宗教ネタで本職の方がゲームを作るって、いろんな意味で大変だっただろうなぁ……

ゲームマーケット2015秋に行ってきた

 ビッグサイトに来るたびに脳内に笠原弘子の「約束の土地へ」がかかるのは自分だけですかね。というわけでゲムマに行ってきました。ゲームマーケットというのはアナログゲーム版のコミケのようなもので、年3回開催される商業、同人ゲームの即売会のこと。「コミケのようなもの」というと参加者が全員殺気立っていて、冬山登山行くような心がけで行かないと死ぬようなのを想像するかもしれないですが、もう全然平和。戦利品の重みで肩がぶっ壊れそうになる以外は。

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 そんなわけで今回の戦利品。ちょっとお金使いすぎて流石に反省した。以下適当に一部を紹介。

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 今回のゲムマの話題作といってもいいであろう、お坊さんが作ったボードゲーム、御朱印あつめ。箱開けて一番驚いたのが、

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 直筆の感謝状入り。どうでもいいけどブースの配置がキリスト新聞社の隣だったのは面白かった。

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 お、マッドマックスのボドゲ?とブースの前で足を止めたら「箱を開けてみてみてください」と言われたので箱を開けたら

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 その瞬間どんなゲームなのか大体を理解できたというね。

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 コーヒー豆を狙った焙煎度に煎りあげるのが目的の一人用ゲーム、コーヒーロースター。若干値段がお高かったので買うかどうか悩んでたんだけど、実物見たらコンポーネントがすごいいい出来だったので購入。一人用のアナログゲームでテーマがコーヒー豆の焙煎というのも絶妙に思える。

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 プレイヤーは空母の甲板作業員となって自艦を沈めないように艦載機を発進させる協力型ゲーム、オン・ザ・フライト・デッキ。テーマ買い。

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 きみだけのさいきょうのせんかんをつくってたたかおう!(ただし予算内で)というゲーム、バトルシップ・カーニバル。鋼鉄の咆哮スキーとしては見逃すことは出来なかった。

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 俺のケツを拡張セットって名前はどうにかならんかったのか。平野耕太の以下略でやってた「小林源文ルール」がまさかの逆輸入。そのうちバウアー中尉(縞騎士)とかもきたりするんだろうか。

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 一部で話題になってた、好みに合わせてトッピングをして納豆をかき混ぜるという、理想の納豆。パッケージ開けたらいきなりこれで笑ってしまった。

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 これも一部で話題になってた、エイリアンが攻めてきたのでうどんを作って香川県民の人口を増やして地球を守ろうというどこから突っ込んだものだか分からない、うどんエイリアン。一人用ゲーム。

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 あの枯山水が大賞を受賞した東京ドイツゲーム賞で特別賞を受賞して商品化されたという、曼荼羅。プレイ時間が2時間と書かれていたので尻込みしたけど、御朱印あつめを買った勢いで買ってしまった。コンポーネントは流石としか言いようがない。

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 手牌から単語を作って手牌を速くなくしたプレイヤーが勝ちというワードラミー牌。牌の自作とかしてる方もいるんだなぁと驚いた。50音の牌だからいろんな遊び方ができそうでもある。

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 ゲムマは関係ないけど、ワードラミー牌を買ったので麻雀マットいるよなぁと思い、牌とのセットで安いのがあったので購入。年末年始にやってみますかね。

 なんかもう「行くぞ英雄王、休暇日数は十分か」って感じですよね。今年の正月休み短けぇよ。あとそろそろボドゲ棚の必要性も検討に入るレベル。

第6回ボドゲ会

 積みゲーがなかなか減らない…… 年末年始あたりにごりっとプレイできるといいなぁ。

ゲット☆スイートラブ

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 真面目に勝ちに行こうとすると、「まとも」か「犯罪者」のカードを引けるかどうかで8割方勝負が決まるような気がしてきた。まあ真面目に勝負するゲームじゃないんだけど。

俺のケツをなめろ!

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 酷い足の引っ張りあいで山札切れで終了。というか塹壕にこもった歩兵強すぎるだろ……

アルスラーン戦記 ボードゲーム 盤上演義

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 新作。荒川版アルスラーン戦記の協力型ゲーム。勝利条件、敗北条件、ギミックが異なる4種類のマップがプレイできる。今回は第1次アトロパテネ会戦でプレイ。殿下をゴール地点まで逃がすことが出来れば勝ちなんだけど、原則各プレイヤーのターンごとに引かされるイベントカードの威力がかなりえげつなくて、パンデミックのウイルスも裸足で逃げ出す勢いでルシタニア兵がわきまくり。結果、後1手足りずに敗北。とりあえず一回プレイして効果がやばいイベントカードが把握できたのでそれへの対応をしっかりすれば今度こそは勝利できるはず……!

枯山水

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 久し振りの枯山水。我々の中では「苔力」がスターウォーズのフォースと同じような扱いになりつつある。「苔力のないものにそのパネルを扱うのは無理だ」「苔力にとらわれすぎるとダークサイドに堕ちる(パネルをなかなか置けない)ぞ!」
 勝負に負けても庭を作ること自体が楽しいから面白いんだろうなぁ、枯山水。

第5回ボドゲ回

 今回プレイ中の写真撮り忘れた……

ダイナマイトナース

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 25年前に発売されたカードゲーム。プレイヤーは病院経営者となり、ライバル病院を妨害し死者を出させ評判を下げるゲーム。うん、酷いな。

 ダイレクトにプレイヤーを指定して攻撃、妨害をしまくるゲームなので、どこまで攻撃をぶっこんでいいのかのさじ加減が心情的に難しい。やろうと思えば1人を他のプレイヤーで集中的に攻撃することが可能なので。スマブラとかで情け容赦なくボコボコにしたりされたりしても大笑いできるような雰囲気なら問題ないんだろうけど、そうでなければ何かしらのハウスルールを用意したほうが楽しく遊べる気がする。チーム戦にするとか。あと山札2ループすさせるのも若干冗長感あるので、ゲームの終了条件を10キルから5キルにして、山札も1周で終わりとかがちょうどよさそう。ゲーム自体は面白いので、しばらく試行錯誤したい。

 因みにこれ、古くからのアナログゲーマーの間では有名な作品らしく、今ではプレミアがついていたりする。自分はついカッとなって駿河屋で中古を買ったけど、ぱっと見未使用品なんじゃないかと思うほど状態がいいのが届いてびっくりした。大事に遊んでいきたい。

キャット&チョコレート ビジネス編

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 提示された課題を手元のアイテムをどう使って解決、回避するかを他プレイヤーに提示し、過半数からOKの裁定が出ればポイントになるという変り種のゲーム。

 OKとNGの裁定は完全に各プレイヤーのセンス次第なので、その辺の感覚が似通ったプレイヤーが揃ってないと、無難な回答はいいけどネタ寄り回答の扱いに苦慮することになる。もしくはプレイヤー数が多ければその辺も解消されるのかなぁ……(今回は3人でのプレイでした)

パンデミック

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 過去2回プレイして2回とも人類滅亡。今度こそ3回目の正直……なりませんでした。しかし3回目にして重大なルールの勘違いが発覚。今までワクチンを全種開発した上で全ウイルスを根絶することが勝利条件だと思ってたけど、ワクチンを全種開発するだけで勝利だったのね。よくよく考えれば、全ウイルス根絶まではどう考えても手番足りないよね……。

ウルトラマンギンガ&ウルトラヒーロー チームバトル大決戦

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 ぱっと見ウルトラマン版パンデミックに見えたんだけど、蓋を開けてみたらドラスレだった。プレイヤーは特殊能力の異なる12人いるウルトラマンのどれかになり、提示されたミッションに従い日本各地に出現した怪獣を倒すというゲーム。ミッションをクリアするとラスボスとして強力な怪獣が現れるところまでドラスレっぽい。

 これだけだと単にウルトラマンの皮をかぶせた簡易ドラスレなんだけど、ちゃんとこのゲームをウルトラマンのゲームたらしめているギミックも存在する。それは必殺技とカラータイマーの存在。怪獣とのバトルフェイズでは6面ダイスを2個振るんだけど、その出目がぞろ目だった場合には必殺技チャンスとなる。必殺技チャンスになったら登場するのが付属のカラータイマー。カラータイマーのスイッチを押すと例のピコンピコンという効果音でカウントダウンが始まるので、カウントダウンが終了するまでにプレイヤーはひたすらダイスを振りまくり、1の出目が出れば必殺技成功となる。ただの子供だまし感もあるものの、実際にやってみるとだんだん早くなるカラータイマーの点滅に焦らされて、これが結構面白い。

 テーマがテーマだけにゲーム難度は低めだけど、ハウスルールで調整すれば大きなお友達がプレイする場合でも十分楽しめると思う。amazonで1000円ぐらいで買えたので、興味のある人は是非。

 今まで重めのゲームは当ボドゲ会ではプレイしてないので、そろそろ重めのゲームにも手を出してみたい。惨劇RooperXとか。