しめさばさんのマイホーム計画:環境シミュレーションとマイ定礎

 前回までの打ち合わせで大体の間取りが決まったので、今回は家を建てる予定の土地で、周りに立っている建物を考慮に入れての各種環境シミュレーション結果を確認しました。各種、というのは日照、日射、採光、通風の4種類。なんか似たようなのが3つあるけど、どれも明確に意味は異なり、日照は直射日光がどれだけ当たるか、日射は各部屋ごとに入る直射日光による熱量がどれだけになるのか、採光は部屋がどれだけ明るいのか、とのこと。
 日照に関しては、冬にはある程度部屋に直射日光が入り、夏は全く入らないのが理想。日射は高いと部屋が無駄に暖まるので基準値以下が望ましい。採光は部屋の用途によって明るいほうがいい部屋は明るくしたほうがいいし、暗くて問題ない部屋は光が当たらなくてもいいと。なんとなく日照と採光って大体イコールになるイメージを持っていたけれど実際はそんなことはなく、北側だけに窓がある部屋は直射日光は入らないけど部屋が真っ暗なんてことはないことを考えれば、まあ確かにそうだなと。通風はまあそのままで、こことここの窓を開けるとこんな強さで空気が流れますよというのを明示したもの。これらの夏至、冬至、春分、秋分の4パターンの結果を確認した上で、ここはこうした方がいいかもですねー的なやり取りをしてきたわけです。
 例えば日射が基準値を超える部屋があれば窓ガラスは遮熱ガラスを使いましょうとなったり、もうちょっと部屋が明るい方がいい場合はここに窓をつけましょうとなるし、空気の流れが悪い物置があれば日が差す必要はないので換気扇を設置しましょうとなったり、等。こういうのが季節ごとにシミュレーションできるんだからすげーよなぁ……。

 因みに「冗談8割本気2割なんですけど、定礎板て設置できたりします? マイ定礎ってかっこいいなと思いまして……」と聞いたところ「出来ますよ! 過去にそういうお客様もいらっしゃいました。設置するとしたらこのあたりですかね……」とノリノリで検討を始められたので、小さな野望であった「マイ定礎を設置する」は無事達成できそうです。やったぜ。