Google Pixel 3 (4.44mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO83)
インテリア系の打ち合わせをしてきました。写真は各サンプルを組み合わせてこんなイメージですねーとインテリア担当の人がやってくれたのが、なんかドールハウスみたいでおもしれーなと思ったの図。インテリアといっても決めることが死ぬほど多く、打ち合わせは4時間にわたる長丁場に。床の巾木とか今までの人生で意識したこと1回もないですからね。インテリア専門の人がいないと無理だこれ。
しかしいろんなカタログを見てて思うんですが、「どう考えてもこれ選ぶ人っていなくね?」という選択肢が必ず複数存在してるんですよね。例えばキッチン収納のパネル色に何故かレザー調のものがあったり、床材に完全な無垢材(10畳あたりの価格+50万円)があったりとか。そういう面白選択肢をみるたびに担当の方に「こういうのって選ぶ人いるんですかね?」と聞いても「私の知る限りは施工したことないです……」と返答されるので、多分売れると思ってラインナップに加えてるわけじゃないんですよね、きっと。大多数の客が、いわゆる定番といわれるようなものを選ぶ際に、定番数種類の中から選ぶよりも、極端なの含めたいろんな選択肢の中から選んだ方が「選んだ感」が強くなるので、ほぼ当て馬、運がよければ変わった嗜好の客に刺さるかもぐらいの感じでカタログに載せてるんだろうなぁとか勝手に想像していました。
どうでもいいですが、例のシューティングレーンがインテリア担当の方も大変面白かったらしく、「次回の打ち合わせの際に、コンクリ打ちっぱなし風のクロスのサンプルとかご用意いたしますね。床とかも何かご希望はありますか?」「この部屋はカーテンじゃなくてブラインドにしてこう(指で下げる)したりするととてもいい感じですよね!」と超ノリノリでした。設計の人もそうだったけど、たまには変な家担当できると楽しいんだろうなぁ。