コスプレ撮影会に行ってきたお話

 やはり実際に現場に足を運ぶと学びがある。秋葉原でコスプレしたおねーさんたちを撮影できるイベントがあったので行ってきた。痛こすもーたりぜーしょん08。UDXの地下駐車場の一部を貸切にして撮影会とかやってたんですね。初めて知った。

 この手の撮影会は初めてでどういう環境なのかさっぱりわからなかったので、機材はD500と18-300mmだけという、ガチ勢からしたらお前なめてんのかと怒られそうな装備。いざ現場についてみると、三脚にモノブロックストロボ乗せてビニール傘をディフューザーとして装着したものを持ち歩く人が普通に闊歩してて、なんだこいつら強いと開幕から気圧された。因みに周りの機材を眺めてた印象では、三脚モノブロックストロボ勢は1割弱ぐらい、スピードライトやモノブロックストロボを手持ちで使っている人が2割ぐらい、スピードライトをブラケットやホットシューに乗せてる人が4割ぐらい、残りは一眼やコンデジ等のカメラ単体、ごく少数スマホ撮影という感じ。時々噂に聞く「フルサイズにあらずんば人にあらず」みたいのはあまり感じず、どちらかというとカメラボディよりもライティングに気を使ってる人が多かった気がする。個人的にはストロボ類を手持ちで使っていたのがああいう現場ではバランスよさそうだなぁと思ったけど、カメラを片手持ちでシャッター切ることになるので結構訓練が必要そうだなと。トリガーレリーズ使えばその辺楽になるかもしれないけど。

 で、ライティングなんですけど、ぶっちゃけするしないでどんぐらいちがうんすかねーとか思ってたんだけど、囲み撮影の時にたまたま他の人が焚いたストロボにタイミングがあった写真があってですね、あ、これストロボ使わなきゃダメだって一発で分かるぐらいに写りにはっきりと差がありました。もしこういう機会がまたあったら絶対ストロボ持ってくわ。

 機材以外だとすげーなと感心したのは、撮り慣れてる人の脳内構図作成能力と、モデルさんとのコミュ力。自分なんかはほぼほぼポーズ等はモデルさんにお任せするしかなかったけど、慣れてる人は脳内で撮りたい構図とポーズがきっちり決まっていて、その通りに立ち位置やポーズをちゃんとモデルさんに伝えられてるのがすごいなと。これは囲み撮影とかでは身につかないスキルだと思った。

 因みに撮った写真の焦点距離を確認したら、99%が18mm~70mmに収まってたので、SIGMAの17-70mmとか買うと幸せになってしまうんじゃないだろうか……

 写真は上げる時のお作法がよく分かってないので上げない。一人で見てにやにやする。(電ホビに写真レポート上がってた