子供の初運動会で思うこと

DSC_3944 NIKON D5300 (48mm, f/11, 1/500 sec, ISO200)

 先日、子供の通う保育園で運動会があった。もちろんつい最近歩き始めたような生き物に何ができるわけでもなく、多くの保護者の視線に囲まれて「一体何が起こってるんです?」と立ち尽くす2歳児の姿を愛でるに留まった(一応親子競技だけはちゃんとできてた)。

 しかし今まで自分が当事者として参加してきた運動会、体育祭では一切そんなことを感じなかったけど、保護者としてみてみると結構面白いイベントだということに気が付いた。年齢で分けられた子供たちが、そのグループごとに色んなことをするので、子供の成長の過程がはっきり分かるんである。2歳児は保育士さんの誘導に従って移動し、その場でなんとなく体を揺らしたり手足を動かすのがせいぜいだけど、3歳児になると歌も歌えればおゆうぎ的なこともできるし、足元が危なっかしくもあるけど走ることもできる。4歳になると走る足元もしっかりしてくるし、5歳以上になると走るのにも競争心が芽生えているのがはっきり分かるし、平均台もちゃんと渡れて、出来る子は4段の跳び箱は飛ぶし鉄棒で逆上がりすらする。完全に生き物ドキュメンタリー番組で動物の成長の過程を見ている感覚。成長ってすごい。

 今まで子供の運動会なんて「うちの子かわいい!」ってだけのイベントだと思ってたけど、思ってたよりも面白いイベントでしたというお話。多分、自分の子が大きくなったら、その時は下級生の子達を見て「あんな時期もあったっけ……」と思えたりもするんだろう。

 余談だけど、ほぼ全家庭がハンディカムを構える中、一人だけ「それ業務用じゃないですかね」ってビデオカメラを構えてるお父さんがいてちょっと引いた。あと白レンズ構えてるお父さんもいたけど、あの会場の広さだと完全にオーバーキルというか子供のアップ以外何も撮れないだろと思った。運動会とかだと便利ズームが一本あるとよさそうね(フラグ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。